林道ツーリングの注意点
バイクでの林道ツーリングは意外な危険もある
バイクのツーリングといっても舗装された道路、つまりオンロードを軽快に流すツーリングだけではなく、険しい林道を行くオフロード的な楽しみ方もあります。
どうしても、足元の悪い危険なところを走るので、オンロードのツーリングと比べると転倒時の安全面などを考えて、服装などでもしっかりと身を守れるような、危険に対する準備をする必要があります。
しかし、バイクの林道ツーリングの危険は、そのような道そのものに関する注意点だけではありません。
林道に出かける場合の意外な注意点としては、スズメバチの強襲などがあります。
実際に林道に出かけるバイカーの中には、このスズメバチを最も警戒している人もいるくらいです。
なんと、スズメバチは攻撃態勢の時は時速40kmで飛ぶとのことなので、林道に出かける際は十分警戒して、虫対策という面でも安全を確保する必要があります。
あるライダーは緑豊かな場所を走っている時に、胸になにか当たったと思って胸元を見ると、なんとレザージャケットにクワガタが刺さっていたなんてことがあったそうなので、十分に警戒してください。
バイクがガス欠にならないように要注意
他の注意点としては、林道には当然ながら基本的にガソリンスタンドはないので、ガス欠にならないように注意する必要があります。
バイクを押して帰るとなると、壮絶な重い帰り道になってしまいますので、ガス欠対策はきちんとするようにしましょう。
さらに注意点として、走行中でもスリップなどの危険に気をつけると共に微妙にずれた側溝などにタイヤをはまらせることがないように、十分に警戒しなければいけません。
特に、単独で林道に行った場合などは、ケガをして助けを求めることができなかったりすると大変なことになるので、事故と安全ドライブには気をつけましょう。
場所によっては、携帯電話の電波がつながらないところもあるので、どこの林道に出かけるか事前に知人や家族に知らせておくのも、安全のために良いことです。
安全と、いくつかの注意点に気をつけて楽しむならば、林道ツーリングはオフロードライダーにとって最高のコースとなります。
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